みなさんこんにちは、ことりです☺️
なんとなんと、私、11月12日にとりおこなわれた、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのスタッフトークショーに参加してまいりました!!!!!👏👏
もう、感激でしたね…!大好きな京都アニメーションで実際に働いている、スタッフさん(命の恩人)にお会いし、制作秘話を生で聞けるという、濃すぎる幸せな時間でした🥰
ここから、私の記憶の限り、レポを書いていきます!!
⚠️注意事項⚠️
・せっかくスタッフさんがその場にいらっしゃるので、しっかりお顔を見て話を聞きたいというのもあり、メモなどは一切取っていません。その為、一言一句同じと言う訳ではありません。
・また、記憶違いで、間違った情報が載っている可能性があります。
このブログを読んで知った情報を、「京アニ様は神様ですというブログで知った」と言うことを書かずに呟かれてしまうと、デマが独り歩きする可能性があるので控えた方が無難かもしれません。(多分大丈夫だと信じたいw)
ではでは!早速レポして行きます!
司会進行は、
京都アニメーションスタッフの山田杏菜さん
(可愛らしい雰囲気の若い女性で、パッツン前髪のミディアムヘアーでした!)
と、
音楽プロデューサーの齋藤滋さんでした!
このブログの宣伝ツイートにいいねして下さった齋藤滋さん、こんなに早くお目にかかれるとは…!!!✨
第1部では、
監督:石立太一さん(舞台挨拶等で皆さん知ってると思うから省略w)
演出:小川太一さん(演出という重要な役割ですが、割とお若く見えた)
色彩設計:米田侑加さん(ボブヘアーの優しそうな女性)
美術:篠原睦雄さん(めちゃ癒しキャラで可愛らしくて好きでしたw)
の4人が登壇されました!
第二部では
監督:石立太一さん
演出:小川太一さん
はそのままに、
撮影監督:船本孝平さん(色白で眼鏡をかけていらっしゃる)
3D監督:山本倫さん(オールバックのおだんごヘアーで最初女性かと思った😳アパレルショップとか、画家とかやってそうな見た目で、まさにクリエーターって感じ(?))
が登壇されました!
以下、どなたが仰っていたか覚えているところは(小川)などと、敬称を略して表記させていただきます🙇🏻♀️
では、内容のレポをしていきます!!
・(米田)最後のシーンの夕焼け〜月明かりのシーンまでの時間を計算して、夕焼けの色を5パターンも作っている。(5パターンも作るのはまずないこと)
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確かに、夕焼けから月明かりまで自然に移り変わってますよね!夕焼け→月明かりまでの空の美しさには、5種類も作るという、こだわりがあったんですね…!
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・(米田)もっと月明かりに照らしても良いけど敢えてそうしなかったのは、お人形みたいだったヴァイオレットの人間としての重みを表現したかったから。
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人間としての重みという言葉を強調していらっしゃいました😌
お人形みたいだったヴァイオレットが、代筆で関わった人から様々な「あいしてる」を知ったり、C.H郵便社の人達の支えもあり、
少佐の前で泣きじゃくって「私…少佐…」しか言えなくなってしまうような人間らしいヴァイオレットになりましたよね…!
確かに月明かりで照らされすぎるより、この方が重みが表現されてます…!
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・(船本)とにかく海のシーンが多くて撮影が大変だった。監督に「船本くん、よろしく」と軽い感じに言われた
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監督😂😂
軽く言ったつもりはないと仰ってましたが…(笑)船本さんへの信頼が伺えます!
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・(監督)ヴァイオレットの最後のシーンは浅瀬だが、浅瀬は波の感じ等が難しく、船本さんが1年かけてクオリティーをあげていった。
最悪出来なければ、波のシーンはセル(作画)にやってもらうという話になっていた。
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1年も…😳こだわりと執念がスゴすぎる!!
ここに限らずですが、一瞬一瞬に、物凄い時間と労力をかけていらっしゃるのがよく分かるトークショーでした🙏
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・(監督)海ほたるとかで足元から照らしてロマンティックにしても良かったが、ヴァイオレットはファンタジーっぽくなるのではなく、地に足をつけた作品だと思うからシンプルにした。
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あのシーン、充分ロマンティックですが、さらにロマンティックにする案もあったとは…!でもキラキラしてるより、シンプルな方が私も良きだと思いました☺️
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・(船本)手紙が飛ぶシーンは、気持ちよく飛ぶようにしたくて、カメラワークを何十パターンも作った。
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序盤の手紙が飛ぶシーン、最高ですよね…!カメラワークが凄すぎるとは思ってましたが、何十パターンも作ってたとは…😳
すごく難しかったと思います😱
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・(手紙が飛ぶシーンの)人(モブ)は、作画と撮影の両方いて、車は作画、建物は撮影。
コマ割りが一コマ割だと1秒24枚だが、ヌルヌルしすぎてしまう、かと言って、2コマ割り(1秒12枚)にしようとすると今度カクカクしてしまうので、このシーンでは、1コマ割り(24枚)と2コマ割り(12枚)を使い分けている
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1コマ割りと、2コマ割り、使い分けたりする表現方法があるんだ…!と驚きでした!
司会進行の斉藤滋さんが、コマ割りの解説を促して下さって、ナイスアシストでした!👍
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・(篠原)背景はキャラクターの邪魔をしないようにしているから、背景が良かったと言われると嬉しいけどつらいところがある
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だって…背景すごいんだもの←
でも、特に初見は、キャラばっか見ちゃって背景にあまり注目出来なかった…!って時ありますよね。
それは篠原さんの思惑通りだったんですね…!サントラとかも似た側面がありますよね!
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(篠原)アンの部屋の家具は、新しいものに変わってるものもある(ソファーや壁紙など)、大きい家具はそのままのものもある。アニメ版と見比べれば分かる。
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アニメ10話見返そ←
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・(小川)60年後のC.H郵便社が鳥肌が立った
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分かる
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・(篠原)大変でした
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でしょうね😳
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・(監督)C.H郵便社の看板の、チェーンの下の紙とペンの所が経年劣化で落ちている。会社の顔でもある看板を直さない→郵便社としての役割を終えている
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気づかなかった…!そんな所でも、60年の年月と、C.H郵便社としての役割の終わりを表現してたんですね!
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・(篠原)60年後の世界に電線をどの辺にどのくらい入れるか悩んだ。字が読める人が増えたので、店の看板も字が入ったものが多くなった。
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電線…!次はちゃんと見ます!!!(笑)
看板も言われてみれば…!ヴァイオレットの頃は字が読める人が少ない→看板に文字を書いてもあまり意味がない訳ですね…!
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・(篠原)エカルテ島も、道が土からアスファルトになったり、電線が通ったりしている。
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エカルテ島も、60年も経てば発展していきますよね!トークショーでは言ってなかったけど、私、デイジーが訪ねた時の学校の先生が、カマキリ3人組(←え)の1人に似てる気がして、もしかして:孫?ってなりました(笑)
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・光と影をリアルに嘘をつかないように突き詰めてやっていた。外伝からは特に、違和感のないようにだけすればいいのではなく、リアリティーを重視した。大変だったと思うが、スタッフには頑張ってもらった
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外伝は特に光と影の表現による心情描写凄かったですよね…!!まさにリアリティーを追求するヴァイオレットという作品のこだわりポイントですね!
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・劇場版はB4の紙に書いていて、TVシリーズよりは大きいが、それでもそれを映画のスクリーンのサイズにした時に線が太くなってしまうので、撮影で細くすることで背景となじませている。
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なるほど確かに大きい画面にすると太くなりますよね!これは撮影スタッフ以外の方も「すごいと思う」と仰っていました!ヴァイオレットの繊細な作画作りに貢献する作業です!
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・(山本)3Dで60年後のタイプライターを作る際、古くなっているけどアンティークって感じの美しさを残しつつ作った。
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あの60年後のタイプライターめちゃくちゃいいですよね…!アンティークの美しさ、完璧です!
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・背景の情報量が多いので、キャラクターも髪の色や服の色をグラデーションにしたり情報量を増やしている。
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背景に追いつかせるためにキャラクターの情報量を増やすってすごいな😳あの美しく迫力ある背景だからこそ、必要な作業ですね!
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・(米田)ヴァイオレットは写実的な作品だから、アニメ絵的な色ではなく、背景に馴染む色にしている。
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確かにヴァイオレットの人物の色って、アニメアニメしてないですよね!ヴァイオレットの世界観に合っています!
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・写実的な作品だけど、写真ではなく絵としての美しさを追求している。
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これ前から思ってました!リアルだけど写真ではなく、絵として美しいって!!
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・背景の中にキャラがいるというのを目指している
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まさしくその通りの出来でございます!
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そして遂に答え合わせです!!
・(監督)手紙の最後の1行は…
「私は少佐を愛しています」
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やっぱり…!
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・なぜ読み上げなかったのかと言うと、最後にヴァイオレットがモチーフの切手を写してから黒画面に「あいしてる」の文字を映し出すカットに全て集約したかったから。
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最後の画面が手紙の内容だと予想している方がいらっしゃいましたが、大正解ですね!
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・男女のあいしてるというよりは、広範的なあいしてるにしたかった。
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めちゃくちゃ解釈の一致…!ヴァイオレットは、依頼人を通して様々な''あいしてる"を学んできたので、男女の愛だけのあいしてるにしてしまうのは勿体ない気がしていました…!
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・ヴァイオレットが手紙や、最後のシーンであいしてると言うと、そっちの印象が強くなってしまうからそれは嫌だと思った。
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確かに最後ヴァイオレットが「あいしてる」と言ってしまうと「少佐とヴァイオレットのあいしてる」の印象が強まって、男女の愛の印象だけになってしまうので、言わなかった理由が大納得でした!
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・作品全体を、ヴァイオレットからの手紙という構図にしたかったので、ヴァイオレットからの「あいしてる」でもあり、見て下さった皆さんへの「あいしてる」という意味でもある。
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黒画面に白文字で、Sincerely→ヴァイオレット・エヴァーガーデン→あいしてると表示され、ヴァイオレットからの手紙のような構成になっていますよね!
…私もヴァイオレットとヴァイオレットに携わる全ての人のことをあいしてます!!!😭😭(笑)
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・このあいしてるという文を入れるかどうかは、小川さんと監督が1番議論したところ。
小川さんが入れたいと言っていて、1ヶ月くらい粘っていた(定期的に言いに来ては、いつも残念そうな顔をして帰って行っていた)
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小川さんナイスです!!少し日数がたったら改めて言いに行く小川さん、想像したらちょっと可愛らしいと感じてしまった←
1ヶ月も良く粘りましたよね(笑)
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・(司会)1番議論したのはどこですか?
(小川)監督、どこが1番煩わしかったですか?
(監督)煩わしいなんて思ってないですよ(笑)
↓少し経過後
(監督)1番しつこかったのは〜
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このやり取りには会場も笑いが起こりました(笑)しつこかったんかい!w
でもそうやって意見交換して何度も何度も議論して出来上がった作品だから皆の心を打つものになったのでしょうね…!
てか、こんな風通しのいい和やかで意見とかも言いやすい職場どこですか?紹介してください(切実w)
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・ヴァイオレットの感謝の言葉だけでも伝わるとは思うが、「帰ってくれ」と強く拒絶していた少佐が走り出すまでに至る動機として必要と言う結論になり、入れることになった
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確かに(笑)あんなに私がそばにいない方がいいんだって言ってた少佐を「そばにいて欲しい」と言わしめた手紙ですからね…!!
感謝の気持ちだけだと、しみじみした感じで追いかけず終わってた可能性も…??w
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まとめ
レポと、自分の感想を書いてみましたが、いかがでしたか?
本当にうろ覚えで、全部は思い出せませんでしたが、少しでも伝わると幸いです!!
大変な中、ファンの前に立ってくださったスタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。まさか、スタッフさんにお会い出来る日が来るとは…
この記事にも書いたように、超具体的なこだわりポイントを熱意を持って解説していただいて、京アニファンにはたまらないイベントでした!!
本当にプロフェッショナルだなぁ、すごい人たちだなぁと、改めて感じさせられました。
また、公式でもレポが出るみたいなので、そちらの正しい情報をしっかりチェックして下さいね(笑)
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!
ドルビーシネマの感想はこちら!
↓
【初体験】ヴァイオレットのドルビーシネマがまじでやばい(語彙力) - 京アニ様は神様です