皆さんこんにちは、ことりです☺️
突然ですが、このブログのタイトルと、紹介文を今一度見てみましょう。
…はい。以前はね、もう少しマシというか真っ当な文章だったんですが、「普通の文章ではつまらない」というのがモットーですので、今のとち狂った紹介文に至りました(笑)
まぁ大体、京都アニメーションは宗教、という事が書かれていますが、実際、京アニに救われ京アニの為に今日も生きてる事を思うと、一般的な宗教と何ら変わりないと考えてもいいでしょう←えw
さて、そんな宗派ヴァイオレットの教徒の一人である私にとって、監督である石立太一さんはもはや教祖。
そこで!今回は、教祖である石立太一さんのありがたいお言葉をまとめていきます!!✨
よりヴァイオレット・エヴァーガーデンを深く理解し、より好きになり、監督含むスタッフさんの思いに感動すること間違いなし( • ̀ω•́ )✧
の記事になっていると思いますのでどうぞ最後までお楽しみください(ノ)'ω`(ヾ)
では早速見てみましょう!✨✨✨
9月19日に新宿ピカデリーで行われた舞台挨拶より
「鶴岡さんは『芝居として上手いものではなくて感情が乗っている方、気持ちが乗っている方を多少絵と合わなかろうが使う』とおっしゃってくださっているので。僕も絵を作る立場として、芝居がズレているのなら絵のほうを直そうと思っていました」
芝居がズレているなら絵の方を直そう…すごいことですよ…これだ!と思って完成させたこだわりの絵を、作品全体のために直す…!
こだわりを貫くだけでなく、合わせる柔軟性を持ち合わせているなんて…!しかも直すってそんな簡単なことでもないはずなのに…素晴らしいです👏👏👏
「うまくいかずリテイクを繰り返すということはなく、ほぼ1発で収録が進んでいったんです。
声優の皆様、スゴすぎる…(゜д゜)✨
監督の手にするカンペに目をつけた浪川さん。その真相は「監督は緊張して話せないからかと思いきや、カンペがないと喋りすぎてしまうから」ということが石川さんから暴露されていました。
これ私も中継で見てましたw
監督とはいえ、舞台上に立つのは不慣れ。緊張するからしっかり伝えられるようにカンペを持っているのかと思いきや、まさかの溢れる想いを話しすぎて、大事な事を話しそびれないように持ってきていたとは…😂
引用元
http://violet-evergarden.jp/special/greeting/
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石立監督&藤田さんのインタビュー記事より
プリズムって光を七色に分散させますよね。ヴァイオレットを通すことによって考え方を変えられたり、救われたりと、世界が違うように見える…そんなキャラクターだな、という話をしていました。
なんて素敵な例え…✨確かに、依頼人はヴァイオレットを通して、手紙の代筆以上の何かをもたらされ、救われていますよね…(;;)
通常は、登場人物たちの主観が入れ替わって物語を進めて行くのですが、ヴァイオレットに関しては、当初からお約束として、なるべくヴァイオレットからの視点を無くそうと話していました。逆に、ヴァイオレットがカメラを見ている、というシーンを多くしているんですよ。
確かに、ヴァイオレットから見た世界という見せ方はほとんどなく、誰かから見たヴァイオレットという構図が多いですね!😳
周りから見れば、何を考えているか分からない、でも不思議と引き込まれる異質な魅力を持った美しい少女…
というヴァイオレットが、客観的な視線で描かれていることでより強調されている気がします!φ(゚Д゚ )フムフム…
引用元
https://j-mag.org/2018/06/07/violet-evergarden_interview/
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ヴァイオレットTVシリーズ公式ホームページ ストーリー紹介1話より
ヴァイオレットという少女の魅力「愚かしいほどの実直さ、透明ではなく白」これを表現するならば、変に奇を衒わずに、そのまま、ありのままのヴァイオレットを素直に描く事が大切だと思いました。それは、彼女の存在そのものが美しいと、原作を読んで感じたからです。
石立監督は、鶴岡音響監督と「ヴァイオレットを色で例えるなら、透明ではなく白」というお話をされて、とても納得したそうで、このお話は何度かされていました!「彼女の存在そのものが美しい」(╭☞•́⍛•̀)╭☞それな
引用元
http://tv.violet-evergarden.jp/story/#01
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ヴァイオレットTVシリーズ公式ホームページ ストーリー紹介13話より
ヴァイオレットの瞳に映るその世界は、初めから輝いていて、その事にヴァイオレット自身が気づけたのでは無いかと思います。
感じ、知り、思い、人の世界は広がっていき、良い事ばかりではないですが、それでも美しいこの世界を、美しいと思える様になったヴァイオレットを通して、自分のことの様に嬉しく思える。
そんな作品になっていたらいいなと思います。
深い…🙏🙏🙏これはヴァイオレットに限らず私たちにも当てはまる話ですね。私もいいことばかりじゃない人生に嫌気がさす今日この頃ですが、「それでも美しいこの世界」があることを忘れずに生きようと思いました…教祖様やんもう…w
引用元
http://tv.violet-evergarden.jp/story/#13
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スタッフトークショー東京編より
「◯/△/×」をつける簡単な審査表でしたが、すごく惹かれたので、この段階でアピールしておこうと思い、「僕はこの作品を気に入っているぞ」というのがわかるように「◎」をつけました。もちろんその段階では、監督候補などは何も決まっていなかったので、下心も込めて(笑)。
京アニ大賞を決める時のお話ですね!なんと元々はなかった◎を勝手につけてしまう石立監督…wwよっぽど気に入ったということが伝わるエピソードです😂(笑)
そんな原作の大ファンである石立監督が、本当に監督になってくださってよかったです!ナイス下心!(ノ∀`)w
文庫CM第1弾に登場するタイプライターは手描きなんです。京都アニメーションの中でも屈指の原画スタッフが描いたのですが、1カットだけで一ヶ月かかっていました。
天下の京都アニメーションの原画スタッフの中でも屈指の…!!一体どなたが書かれたのか気になります!(゚O゚)
それでも一か月かかってしまうのですね…一か月タイプライターを書き続ける根性も含めてすごい…wそんなこんなでタイプライターはCGを使うことになったそうですね!
引用元
http://violet-evergarden.jp/special/greeting03/
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スタッフトークショー京都編より
手紙の最後の1行を音にしなかった理由について
ヴァイオレットが、きっと人生をかけて知って伝えた、彼女の中にある「愛してる」という言葉の意味は、すごく大きくて、広い意味になっていると思ったので、男女の「愛してる」に限定して感じて欲しくなかったんです。それは作中のキャラクターたちに対してだけでなく、ヴァイオレットの人生をこうしてともに追いかけ、観てくださった方に対しての「愛してる」という意味も含めた、広義なものであってほしい。
監督、分かります…!!!少佐とヴァイオレットだけでなく、ヴァイオレットが今まで自動手記人形として知っていった沢山の人の、様々な形の愛してるが、この映画に集結してるのですよね…!(゚ー゚)(。_。)ウンウン(激しく同意しすぎて首もげそうw)
そしてその中に、ヴァイオレットの人生をともに追いかけ、観てくださった方に対しての「愛してる」という意味も含まれると…!!!
なんなんそれ…それってもう…相思相愛やん……(゜ロ゜)←
私も、私たちも、ヴァイオレットとヴァイオレットに携わったすべての人たちを「心からあいしてる」よ…!!!!!😭
引用元
http://violet-evergarden.jp/special/greeting02/
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公式ホームページ officialインタビュー第2弾より
彼女のデザインの魅力は、「ディティールへの執念」でしょうか。
デザイン単体で見ますと、ヴァイオレットは「うなじ」が良いなと思います。
監督はうなじ推し!!ついお団子に目が行くので、今度から注目してみてみますw
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公式ファンブック「ヴァイオレット・エヴァーガーデンクロニクル」より
これは個人的な意見ですが、今の深夜帯に放送されるアニメはどれだけ話題性があって瞬間最大風速を起こせるかを競いあっているような気がしていて。それが嫌とか否定したいということでは、全くないのですが、それとは違った方向性の作品が一つくらいあってもいいのではないかと思います。
(中略)
逆のベクトルで突き抜けることで、既存のアニメとは違った作品になれるのではないかと。普遍的な人の感情やひたむきさを描いた方が長く愛される作品になると思いました。
なるほど…これがヴァイオレット・エヴァーガーデンに感じていた漠然とした「他のアニメとは何かが違う…!」という感覚の正体か…!!!
もちろん私も、ヴァイオレット以外の好きなアニメもありますし、監督の言うところの瞬間最大風速を起こしているような作品も楽しんで見ていますが、
ヴァイオレットはそれらの作品のように大ブームになったり、知名度がめちゃくちゃ高い訳ではないのがもどかしくもありつつ、
知る人ぞ知る上質な、いつまでも慈しんで大切に胸の中にしまっていたいような、シンプルで心打つ作品になったのは、逆のベクトルに突き抜けて長く愛される作品にしたいという監督の願いがベースあったのですね!
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石立太一&八田真一郎インタビューより
石立
ヴァイオレットとギルベルトだけに焦点を当てるとラブストーリーになってしまう。そういうつもりでTVシリーズを描いていなかったので、どうしようというところで、たしか八田さんが言ったんですよね、「やっぱりこれはヴァイオレット・ロードですよ」と。
八田
そうですね、ヴァイオレットの歩いた道が、後世の人たちの歩く道になっていく、というところまで描き切れたらいいのではないか、という思いでした。
「ヴァイオレット・ロード」…!確かに今回の映画は、ヴァイオレットと少佐の再会がテーマというよりは、ヴァイオレットが歩いてきた道、歩んでいく道という「一人の少女の生涯を描いた物語」でしたね!そして、ヴァイオレットがひたむきに歩んだその道が、未来へ続いていく…というわけです!
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アニメージュ2020年11月号より
今作は京都アニメーションとして制作してきた作品の中で一番制作期間が長いんです、当社史上最長の制作期間がかかりました。
(中略)
もちろん最終的に全てに完全に満足しているという状態は絶対に来ないと思うんです、どれだけ時間がかかっても、絵描きなんて絶対にどこまでも絵を描き続けるので。
(中略)
この作品で妥協したらもうダメだ、自分たちが今この瞬間にできることをー
(中略)
本当に良くも悪くも精一杯です。京都アニメーションが今できる精一杯がこれ、もっと良くする余地はいっぱいあるかもしれませんが、少なくともこの時点でのピークだと思います。
京都アニメーションが今出来る精一杯がこれ
聞きましたか皆さん。作品を見れば分かりはしますが、本当に本当に、すべて出し切って極限まで妥協せずに作り上げてくださったんだなぁというのが、この言葉に詰め込まれていると思います。本当にありがとうございますヽ(;▽;)ノ
絵描きなんて絶対にどこまでも絵を描き続けるので。
か、かっけぇ~~~~~~言ってみてぇ~~~~~~~!!!(絵描けないけど!w)
プロですね。この域に達したプロの人に映る世界がどんなものなのか見てみたいです…🤔🥺
デイジーが自分の両親に対して感謝の気持ちを伝えるシーンがあります。「パパ、ママ、ありがとう。」ーヴァイオレットの記念切手が映り、暗転して「あいしてる」と。
(中略)
僕の中でこの映画の最大のピークはここなんです。ヴァイオレットとギルベルトが再会するシーンではなくて。ヴァイオレットの「あいしてる」がどう息づいているのかが描かれている、やっぱりそこが重要だと思うんです。
最後の記念切手が映されるシーン、ほんっっっとうに良かったですよね…鳥肌立ちすぎて鳥になるかと思いました…←え
何も知らない、分からない少女兵だったヴァイオレットが少佐と出会い「あいしてる」をもらい、
C.H郵便社や依頼人の人たちから「あいしてる」を学び、少しは分かるようになる。
そして「あいしてる」を伝えたいと思う。
そしてその後の人生はきっと、ヴァイオレットも愛を与える側になったのでしょう。
島の人たちの手紙の代筆を通し、後世に息づいたヴァイオレット・エヴァーガーデンの「あいしてる」
その結晶が、あの記念切手に集約されていました。
まとめ
ここまで石立監督のありがたいお言葉を振り返ってきましたがいかがでしたか??
今回の記事は、私の「このブログは隙間産業的なブログにしたい」という思いが実現した、久々に手応えある記事書けた感のある記事に出来たかなぁと思ってます(笑)
この記事を読んで、冒頭にもお伝えした通り、よりヴァイオレット・エヴァーガーデンを深く理解し、より好きになり、監督含むスタッフさんの思いに感動していただければ幸いです🥰
それでは最後に一言…
「京アニ様は神様です」
(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!!m(_ _)m
合わせて京都で行われたスタッフトークショーのレポもどうぞ✨