京アニ様は神様です

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もしもヴァイオレットの世界線に年金制度があったら


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皆さんこんにちは、ことりです☺️

 

今回は、もしもヴァイオレットの世界線に年金制度があったらヴァイオレットと少佐は障害者年金を貰えるのか?というお話をしたいと思います(笑)

 

(私は福祉系の専門学校で、年金について学びましたが、年金のプロでは無いので100%正しい情報を提供できる自信はございません…申し訳ない😱また、ヴァイオレットと少佐の年金の話についてはあくまで解説する上で分かりやすくする為のもので、考察に過ぎないのでへぇ〜位の気持ちで聞いてくださいw)

 

まず私が今回の記事でお伝えすることの1つ目は…

 

未成年の方で、自分が「発達障害かも…」とか、「うつ病かも…」等と悩まれている方は、絶対に成人前に病院に行った方がいい!

 

ということです!!

 

その違いで、障害者年金を貰う時に大きな差がうまれます!( °_° ) 

 

どういう事なのか、早速説明していきますね!

 

 

 

まず、

初診日が、成人後の場合、

 

初診日のある月の前々月までのうち、3分の2以上保険料を納付する

 

もしくは

 

初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の滞納期間がない(※2026年4月1日より前に初診日がある場合)

 

という条件を満たしていないと障害者年金を受け取ることが出来ないのですが、

 

初診日が20歳以下の場合

 

20歳になった時、所得の制限を条件に、保険料を納付していなくても障害者年金を受け取ることが出来るのです!!

 

まぁ考えてみれば、生まれつき知的障害や身体障害を持って生まれた方で、自分でお金を稼ぐことが出来なければ、保険料納付できないのでそりゃそうちゃそうなんですけどね〜🤔

 

初診日が20歳以下なのか20歳以上なのかによってこんなに差が生まれることをご存知でしたでしょうか!(`・ω・)b

 

これをヴァイオレットの世界線に当てはめるとですね…笑笑

 

ヴァイオレットは 初診日が20歳以下ですので、保険料を納付しなくても障害者年金を受けられる可能性がありますが、

 

少佐は成人済みですので、3分の2以上納付するという条件付きになります( ´︵` )

 

しかし、ヴァイオレットの場合、ドールとして自分で収入を得ていますので、「所得の制限を条件に」の部分にひっかかる為、障害者年金を受け取るのは無理ですね…😑笑

 

そもそもヴァイオレットは20歳以下なので、まだ受け取れる年齢ではないのですが笑

 

なら少佐がしっかりと年金を納めていた場合、障害者年金を貰えるかと言うと…

 

障害者年金を受け取るにはもう1つ条件があって、

 

障害等級が1〜2級じゃないとダメなんです(><) つまり3級の場合受け取ることができません😱

 

(1級→2級→3級 の順に重度です)

 

私は映画のネタバレを恐れて原作を全部読んでいないので、少佐が片目を失明したという仮定でお話しますが、(腕も失ったっけ…)

 

片目失明の場合、3級にすら当てはまらないようです…なんで…(/_;)

 

ただ、少佐が厚生年金を払っていた場合(※今までのお話は国民基礎年金という、自営業や学生さんも皆加入する年金のお話でした)障害給付金というものなら受け取れるようです←

 

厚生年金は、サラリーマン等で正社員として雇われている場合、会社と折半で払う年金ですので、少佐は多分払ってないですね…( ˊᵕˋ; )

 

 

厚生年金では、3級の人も障害厚生年金、もしくは障害手当金を受け取ることができるので、正社員になるメリットは大きいですね…🤔

 

ちなみにこの厚生年金、厚生年金保険の被保険者期間中、(つまり正社員として働いている間)に初診日のある傷病が原因で障害が生じた時に貰えるものなので、

 

例えば、うつ病のような症状が出て仕事を辞めたい場合、仕事を辞める前に病院に行ってください!!!!←\_(・ω・`)ココ重要!

 

ちなみにヴァイオレットは、

 

1級の要件に

・両上肢の機能に著しい障害を有し、上肢装具などの補助具を使用しない状態で、さじで食事をする・顔を洗う・用便の処置をする・上衣を着脱するなどの動作を全く行なうことが出来ない程度のもの

 

とあったので、1級に当てはまるでしょう!

 

つまりヴァイオレットは、両腕がないことによって仕事が出来なければ受け取れる可能性が高いですが、あの世界線ではめちゃくちゃ有能な義手があるので働くことが出来ていますよね( ᵕᴗᵕ )✩⡱

 

そんなこんなで2人共、障害者年金を受け取ることは出来なさそうですが、

 

障害者手帳はどうでしょうか!

 

障害者手帳とは


 障害のある人が取得できる手帳の総称で、「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」の3つの種類があります。

 

手帳の取得は任意ですが、手帳を持つ人を対象とするさまざまなサービスがあり、利用することで生活の幅が広がったり、社会に参加しやすくなるというメリットがあります。

 

こちらの障害者手帳を取得すると、

 

障害者雇用で働くことができる

・JRの運賃が半額(身体と療育だけ)

自動車税を減免できる

NHKの受信料を減免できる

・携帯料金の割引が受けられる

・映画館(1000円)、水族館、美術館、テーマパークなどで割引を受けられる

 

などのサービスを受けることができます👍

 

障害者年金と障害者手帳では、障害等級の基準が違うのですが、障害者手帳の方が圧倒的にハードルが低いので、ヴァイオレットは手帳は間違いなく取れると思います。

 

しかし、少佐について私も衝撃的な事実を知ったのですが、

日本の障害者認定制度では、片目失明というだけでは視覚障害者認定はされないそうなのです…!!( ゚д゚ )え…

 

十分不自由だと思うんですけどね…☹️

 

↓ここからは私の福祉に対する考え方や想いについてのお話になってしまいました(笑)

興味があれば読んでいってください😌

 

 

 

何はともあれ、障害があることで、収入が少なくなってしまいがちな上、病院代やヘルパー代やらで何だかんだお金のかかる方でも、「健康で文化的な最低限度の生活」を送る権利を守るための障害者手帳のサービスなので、受けられるサービスは活用するといいとは思うのですが、

 

障害者手帳を取得するということは、「自分が障害者であることを認める」という作業が必要になります。障害の受容というものはとっっても難しく、何年もかかる方も多いです。また、福祉サービスを受けることに抵抗のある方もいらっしゃいます(><)

 

私のように、病気の受容ができていても、7年間取ってない人もいます(笑)最近取ろうかなと思い始めた😐笑

 

身の回りに障害者手帳を取っていない障害をお持ちの方がいらっしゃっても、こういう事情もありますので、気軽に「お得だし取ればいいじゃん」などと言わないようにお願いしますね!😌

 

また、(手帳を取っていない私が言っても説得力がないかもしれませんが)そういう制度があって、自分がその条件に当てはまるなら、それを利用することに後ろめたさを感じる必要は全くありません。

 

コロナの件で、誰にでも、自分ではどうしようも無い理由で突然生活苦に陥る可能性があることを実感された方も多いかと思いますが、これを機に、障害者年金や生活保護を受ける方への風当たりが前よりマシになるといいなぁと思います。

 

最後に

 

このような制度のしくみを知らないことによって、10代の内から苦しんでいたのに初診日が20歳を超えてしまったり、病院にかかる前に仕事を辞めてしまって、障害厚生年金が受け取れなかった!なんてことになると損!です😭😭😭

 

今健康なあなたも、いつ障害を負って生活が苦しくなるかなんて、誰にも分かりません。

 

専門学校の先生の話で印象に残っているのが、メガネやコンタクトがないと生きていけない人も、時代が違えば障害者だったという言葉です。

 

そういう技術や、環境、周りの人の理解が整えば、障害も障害じゃなくなるかもしれません!✨

 

一定の条件を満たせば、企業に障害者雇用が義務付けられているので、障害のある方と働く機会もあるかと思いますが、偏見の目ではなく、暖かい目を向けてくださることを願っています☺️

 

障害のある方に偏見の目を向けることは、もしも自分自身が病気や障害を負ってしまった時に、自分自身にも偏見の目を向けてしまい二重に苦しいだけでなく、病院に行くのが遅れ、発症から受診までの期間を伸ばしてしまい、予後が悪くなってしまう可能性もありますので、注意が必要です⚠️

 

 

ε- (´ー`*) フゥ

 

今回も何だかんだ長文になってしまいました… 

 

 

 

めちゃくちゃ余談ですが、アイリスが階段で転んで腕を怪我したのは仕事中の怪我ですので労災にあたります😅

 

が、

 

通勤中の怪我でも労災にあたるのですが、通勤中に寄った「コンビニの中」で転んで怪我した場合は労災にならないらしいので、皆さまコンビニの中で怪我をしないように気をつけましょう!(怪我はどこでも気をつけてくださいw)

 

最後まで読んでくださってありがとうございました(´˘`*)